今週の幼児クラス(年中)の実験タイトルは「いっきにひえる まほうのこな」✨
タイトルからはあまりイメージがわきませんが,今回の実験では温度計を使って様々なものの温度を測っていきます!
※「まほうのこな」は最後に出てきます。
今回使う温度計は,赤い液体が特徴の「アルコール温度計」です。
最初に使い方を理解するために自分の手の温度を測ってみましょう👍
赤い液だめ部分をぎゅっと握ってみると… 赤い液体が上がっていきます!
その動きが止まったら,赤い部分の一番上にある目盛りを読むのですが,少し難しいので今回は先生が読んでいきます。
温度計を使おう!
子どもたちも「動いてる!」と変化に気づいていましたね!
最終的には目盛りは30℃くらいまであがりました🔝
温度計の使い方も分かってきたようですので,次はお湯に入れてみましょう!
お湯を普通に触ったら大やけどしてしまいますが、そんな触れてはいけないものでも温度計があれば安心して測ることができます。
温度計をお湯に入れると,80℃まで上がってしまいました!
赤色がぐんぐん上に行く様子に子どもたちは大興奮🫠
では,それを氷水に入れてみましょう
今度は一気に下がり,目盛りが0℃くらいになりました❄️
今回の結果から,目盛りの数字が大きいほど熱く,小さいほど冷たいということが分かりましたね!
しかし、ここで疑問が… 温度計には0℃よりも下に目盛りがあります。
そうです,0より下にはマイナスという記号があるのです。
ということで,マイナスの温度を作ってみましょう!
ここで使うのが,みんなお待ちかねの今回のテーマでもある「まほうのこな」!
「まほう」と聞いた子どもたちは目を輝かせていましたが・・・
正体はただの「塩」です🙃
塩でマイナスの世界を作ります。
本当に塩でマイナスが作れるのか?
方法は氷と塩を容器に入れて,混ぜるだけです!!
仕込みが終わり,温度計を入れると…
目盛りがマイナスの世界へ!
0℃を下回ってしまい、最終的には-12℃くらいまで下がりました。
これには子どもたちも「すごく下がった!」と驚いていました😮
『マイナス』の世界は特別なものでしか作ることができないことはありません。
塩と氷で作ることができるのですよ👌🏻
今回はこの時期にピッタリなヒンヤリとした実験を行いました!
この実験を応用バージョンとして,塩と氷をたくさんバケツに入れた後,その上にジュースを入れたボウルを乗せて かき混ぜると,ジュースが凍ってアイスを作ることができます🍨
夏はまだ始まったばかりですが,科学の知識を活用して厳しい暑さを乗り越えましょう🌞